踵(しょう)骨(こつ)骨端症(こったんしょう)（シーバー病、セーバー病）とは？

かかとの骨である踵骨は、成長の過程で一つのしっかりとした骨になっていくのですが、成長期の子供には、骨端軟骨（成長線）という弱い部分が存在します。そこに運動などで過度な負荷が持続的に加わると、血流障害が起こり、骨軟骨炎を発症します。

 10歳前後の男児に多くみられる病気で、かかとの腫れ、押すと痛みが出る、歩行時の痛みが主な症状です。
 運動のあとに症状が出ることが多く、かかとの痛みのために、つま先歩きになることもあります。

 主な原因は、運動を急に始めたり、急に練習量が増えたり…など過度な負担による足首の使いすぎが大きな原因となります。

＜当院の施術方法＞

①痛みに対してオリンピック選手も使用する電気治療器を使用し、消炎・鎮痛を行います。

②シーバー病は筋肉や足関節の柔軟性、可動性が失われていることが原因で発症することもありますのでそれらを確認し施術いたします。

③体のゆがみが原因で体重のかかり方が不均等になっている場合がありますので確認して必要に応じて施術いたします。

④症状の経過を見て体操、ストレッチの方法を説明いたします。

⑤必要に応じて患部の負担を軽減する為に、テーピングを行います。