＜猫背になる一番の原因＞

猫背の一番の原因は、簡単に言ってしまうと、

日常生活では、上を向く動作よりも

下を向く動作のほうが圧倒的に多いからです。

あなたが無意識に顔を下に向けている時は、どんな時ですか？

携帯でメールをする時、仕事中、勉強中、家事、掃除、趣味をしている時など、ありとあらゆる動作を思い浮かべてみてください。

例えば、仕事や自宅にいる時の姿勢はどうですか？

自然と背中が丸くなっていませんか？

猫背が一番ラクな姿勢になっていませんか？

姿勢を正そうとすると、無理な力が入っていませんか？

仕事や家事で、下を向く作業が多いと、自然と腕が前にいくことが多くなります。

腕が前にあると、肩も前に入り込む形になり、背中が丸く見えます。

また、首・肩・背中の筋肉が硬くなるだけでなく、その姿勢が癖になり、本来の良い姿勢に戻りにくくなってしまうのです。

しかし、下を向く作業が多いからといって、

誰もが猫背になってしまうというわけではありません。

猫背になりやすい人、猫背の姿勢がとてもラクな人は、作業が終わっても背中が丸まったままで、歩いたり、立ったりという動作を繰り返してしまいます。

それに対して、猫背になりにくい人は、作業が終わった後は、丸まった背筋を伸ばして、良い姿勢にリセットしています。

これは、意識の差にあります。

猫背から良い姿勢に戻すように意識しているかどうかで、身体は変わってきます。

ですから、日常で下を向く作業が多く、それをあまり自覚していないということが、猫背を引き起こす最大の原因になるのです。

 

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